シャネル(CHANEL)といえば、いわずと知れた
ココ・シャネル(Coco Chanel、1883年8月19日 - 1971年1月10日)
がパリに興したファッションブランド。
「古い価値観にとらわれない女性像」がブランドポリシー。
−シャネルの生い立ち
フランス南西部オーベルニュ地方ソミュールの救済病院で生まれる。12歳の誕生日を迎える前に母親が他界し、孤児院や修道院で育つ。「ココ」は愛称で、お針子として孤児院を出た後、歌手を志して田舎町ムーランのキャバレーで歌っていた頃に、そこで歌っていた"Ko Ko RiKo"(コケコッコウ)と、"Qui qu'a vu Coco dans le Trocadero"(誰かトロカデロ広場でココに見なかった?)と言う歌の題名にちなんでつけられたもの。
その後パリへ移り、奇抜な衣裳で社交界に潜り込み、その美貌を生かし裕福な著名人と親交(事実上の高級売春婦のようであったという証言もある)を広げた。デザイナーとして成功し、のちに有名な「シャネル・スーツ」を発表するなど1930年代後半にはモード界の中枢に躍り出る。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』