■このページについて
TOEICについて基本的な項目をまとめました。
・TOEICとは
・TOEICの日程
・TOEICの問題構成
・TOEICの傾向と対策
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■TOEICとは
TOEIC(トーイック)とは Test of English for International Communication の略称で、英語による
コミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、世界約60ヶ国で実施されています。
最近では、客観的な英語能力の判断基準として、多くの会社が取り上げています。
(日本では2003年度には142万3,000人が受験しています。TOEICテストは米国にある非営利の
テスト開発機関である Educational Testing Service(ETS)によって開発・制作されています。)
・公表されているTOEICスコアとコミュニケーション能力レベルの相関
A 860− Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
B 730 - どんな状況でも適切にコミュニケーションができる素地を備えている。
C 470 - 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上の
コミュニケーションができる。
D 220 - 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
E - 220 コミュニケーションができるまでに至っていない。
■TOEICの日程
次回(第113回)は3月27日(日)です。
それ以降の日程については、
TOEIC公式サイトをご覧ください。
■TOEICの問題の構成
TOEICテストは2時間で200問(リスニング100問、リーディング100問)に答えるマークシート方式の
一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。
テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
(下記、問題構成は、中田達也さんのHPより)
Listening Section 全100問
Part I 写真描写問題 20問
1問につき1つの写真が、問題用紙に印刷されている。それぞれの写真について、4つの英文が
流れてくるので、その写真の内容を最もよく表しているものを1つだけ選ぶ。
Part II 応答問題 30問
短い質問文が1つテープから流れてくる。それに続いて流れてくる3つの英文の中から、はじめに
読まれた質問に対する答えとして最も適切なものを1つ選ぶ。このパートのみ3択。
Part III 会話問題 30問
2人の人物間の短い会話が流れてくる。会話に関する質問を読んで、その質問に対する答えとして
最も適切なものを、4つの選択肢の中から選ぶ。質問と答えの選択肢は問題用紙に印刷されている。
Part IV 説明文問題 20問
長めの英文がテープから流れてくる。英文に関する質問を読んで、その質問に対する答えとして
最も適切なものを、4つの選択肢の中から選ぶ。質問と答えの選択肢は問題用紙に印刷されている。
1つの英文について2つから3つの質問がある。
Reading Section 全100問
Part V 空所補充問題 40問
文中の空所に最も適する語を4つの選択肢の中から1つ選ぶ。文法・語彙・熟語・前置詞などの
知識が問われる。
Part VI 誤文訂正問題 20問
文中の4つの下線部の中から文法的・語法的に正しくないものを選択肢の中から1つ選ぶ。
文法・語彙・熟語・前置詞などの知識が問われる。
Part VII 長文読解問題 40問
問題用紙に印刷された長文を読み、その内容に関する質問に対する答えとして最も適切なものを
4つの選択肢の中から選ぶ。1つの長文につき2つから3つの質問がある。
(全てマークシート方式。Part IIのみ三択で、後は四択)
■TOEICの傾向と対策
出題の傾向について
まずは、各パートの出題傾向についてまとまてみます。
Part I 写真描写問題
Part II 応答問題
Part III 会話問題
Part VI 誤文訂正問題
Part V 空所補充問題
(1)文法的な知識を問う問題、(2)単語力で解決できる問題、(3)イディオム的な用法の知識を
問う問題
・条件反射的に答えが出るようになるような練習が必要。
Part VI 誤文訂正問題
・知らない表現には手をださない。時制の一致に注意する(現在完了形は現在形、過去完了形は
過去形とみなす。動詞の時制は主節に一致(例外あり)。
Part VII 長文読解問題
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